基礎知識

生まれ月で変わる保活4月入園できない月齢とは?

「同じ年度生まれなのに、入園できる時期が違う?」
あまり知られていない、生まれ月による入園条件の違いを解説します。

2026年1月更新
読了時間:約6分
生まれ月による保育園入園の違い

この記事でわかること

  • 生まれ月によって入園条件が変わる理由
  • 4月〜9月生まれと10月〜3月生まれの違い
  • 0歳4月入園ができない月齢とは
  • 10月〜3月生まれの選択肢と戦略

保育園のクラス分けは「4月1日時点の年齢」で決まります。 これは多くの方がご存知かもしれません。

しかし、同じ年度生まれでも、生まれ月によって「0歳4月入園」に申し込めるかどうかが変わるという事実は、あまり知られていません。

この記事では、生まれ月による入園条件の違いを冷静に、中立的に解説します。

先に結論

  • 4月〜9月生まれ:翌年の0歳4月入園に申し込める可能性がある
  • 1月〜3月生まれ:申込締切時点で生まれていないため、申込自体ができない
  • 10月〜12月生まれ:申込可能だが、入園時の月齢条件で選択肢が限られる
  • 結果として、入園のチャンスに差が生じる

保育園のクラス分けと入園の仕組み

まず、保育園の基本的な仕組みを確認しましょう。

クラスは「4月1日時点の年齢」で決まる

2025年4月入園の場合

0歳児クラス
2024年4月2日〜2025年4月1日生まれ
1歳児クラス
2023年4月2日〜2024年4月1日生まれ
2歳児クラス
2022年4月2日〜2023年4月1日生まれ

入園可能な月齢:「生後57日以降」が多い

多くの保育園では、生後57日(生後2ヶ月)以降から受け入れています。

園によっては「生後6ヶ月から」「生後8ヶ月から」など、さらに月齢が高い場合もあります。

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Nurseeメモ

この「生後57日以降」という条件が、生まれ月による入園条件の違いを生む原因です。

4月〜9月生まれ:0歳4月入園に申し込める

4月〜9月に生まれた子どもは、翌年の4月入園時点で生後7ヶ月〜12ヶ月になります。

具体例:2024年5月生まれの場合

  • • 2025年4月入園時点:生後11ヶ月
  • • 生後57日以上の条件:クリア
  • • 0歳児クラスの4月入園に申し込み可能

つまり、4月〜9月生まれの子どもは、0歳児クラスの4月一斉入園に申し込むことができます。

0歳児クラスの特徴

0歳児クラスは、前年度からの持ち上がりがないため「定員=募集枠」となり、比較的入りやすい傾向があります。

10月〜3月生まれ:0歳4月入園が難しい理由

10月〜3月生まれの子どもが0歳4月入園できない理由は、2つあります。

理由1:申込締切時点で生まれていない

4月入園の申込締切は、多くの自治体で11月〜12月頃です。

つまり、1月〜3月に生まれる予定の子どもは、申込時点でまだ生まれていないため、そもそも申込ができません

これは手続き上の制限です

生後57日の条件以前に、「生まれていない子どもの申込はできない」という手続き的な壁があります。 1月〜3月生まれの子どもは、この時点で0歳4月入園の選択肢がなくなります。

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Nurseeメモ:自治体によって異なる場合があります

申込締切時期は自治体によって異なります(10月〜1月頃まで幅があります)。 また、一部の自治体では「出産予定日が申込締切日から○日以内」などの条件付きで、 出産前でも申込を受け付けている場合があります。 お住まいの自治体の「保育園入園の手引き」で必ず確認しましょう。

理由2:入園時点で月齢条件を満たさない

10月〜12月生まれの場合は申込自体は可能ですが、入園時点(4月)で生後4ヶ月〜6ヶ月です。「生後6ヶ月から」の園には申し込めないなど、選択肢が限られます。

受け入れ月齢は園によって異なります

  • 生後57日(約2ヶ月)から:多くの認可保育園
  • 生後4ヶ月から:一部の園
  • 生後6ヶ月から:一部の園(特に小規模保育など)
  • 生後8ヶ月〜1歳から:園によって異なる

※希望する園の受け入れ条件を必ず確認してください

具体例:2025年1月生まれの場合

  • • 2025年4月入園時点:生後3ヶ月
  • • 生後57日以上の条件:ギリギリ満たす場合あり
  • • ただし「生後6ヶ月から」の園には申し込めない

具体例:2025年3月生まれの場合

  • • 2025年4月入園時点:生後約1ヶ月
  • • 生後57日以上の条件:満たさない
  • 0歳4月入園は物理的に不可能
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Nurseeメモ

10月〜3月生まれの子どもは、0歳4月入園ができないため、実質的に「1歳4月入園」を目指すことになります。 これは制度上の現実であり、誰かの「せい」ではありません。

同じ年度生まれでも大きな差

同じ「2024年度生まれ」でも、生まれ月によって入園のチャンスが異なります。

生まれ月申込時点入園時点0歳4月
4月生まれ生後7〜8ヶ月生後約12ヶ月可能
7月生まれ生後4〜5ヶ月生後約9ヶ月可能
10月生まれ生後1〜2ヶ月生後約6ヶ月園による
1月生まれ未出生生後約3ヶ月不可
3月生まれ未出生生後約1ヶ月不可

※申込時点は11月〜12月頃を想定。自治体によって異なります。

なぜこれが「差」になるのか?

  • 0歳児クラスは「募集枠が多い」傾向がある
  • 1歳児クラスは「持ち上がり」があり、新規枠が少ない
  • つまり、0歳4月に申し込めないことは「入りやすい枠を使えない」ことを意味する

10月〜3月生まれの選択肢と戦略

0歳4月入園ができない場合でも、いくつかの選択肢があります。

1

1歳4月入園を目指す

最も一般的な選択肢です。育休を1年(または延長して2年)取得し、1歳4月の一斉入園を目指します。 ただし、1歳児クラスは競争率が高い地域もあるため、お住まいの地域の傾向を確認しておきましょう。

2

0歳の途中入園(空き枠)を狙う

生後57日を過ぎた後、5月以降の途中入園の空きを待つ方法もあります。 ただし、途中入園の空きは少ないことが多いです。

3

認可外保育園を一時利用する

認可外保育園やベビーシッターを一時的に利用し、1歳4月の申し込み時に「加点」を得る戦略もあります。 自治体によっては「認可外利用中」が加点対象になる場合があります。

4

育休延長

保育園に入れなかった場合、育休は最大2歳まで延長可能です。 延長には「不承諾通知書」が必要になります。

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Nurseeメモ

どの選択肢が最適かは、お住まいの地域の競争率、ご家庭の状況、勤務先の育休制度によって異なります。 まずは「自分の点数」と「希望園の倍率」を確認してみましょう。

まとめ

  • 4月入園の申込締切は11月〜12月頃(自治体による)
  • 1月〜3月生まれは申込時点で生まれていないため、申込自体ができない
  • 多くの園は「生後57日以降」から受け入れ
  • 4月〜9月生まれは0歳4月入園に申し込める可能性がある
  • 10月〜3月生まれは0歳4月入園が難しく、1歳4月からになることが多い
  • 知っておくことで、早めの準備と心構えができる

生まれ月は選べません。しかし、この事実を知っているかどうかで、保活の準備や心構えは大きく変わります。
まずは自分の家庭の点数がどのくらいになるのか、確認してみてはいかがでしょうか。

🦉

まずは点数をチェックしてみましょう

入力は1分ほど。結果を見て、次のアクションを考えましょう。

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