世田谷区の保育園の点数(指数)
を徹底解説
世田谷区は105点がボーダーの激戦区です。
利用基準指数・調整基準指数の仕組みをわかりやすく解説します。
この記事でわかること
- •世田谷区の指数計算の仕組み(父母各50点満点)
- •利用基準指数(就労時間による点数表)
- •調整基準指数(加点・減点の21項目)
- •同一指数の場合の優先順位(6段階)
- •105点で入園できる確率と加点戦略
世田谷区の認可保育園に申し込むと、区が「利用調整」を行い、指数の高い順に入園が決まります。 この指数は「利用基準指数」と「調整基準指数」の合計で計算されます。
指数の計算式
選考指数 = 利用基準指数(父+母) + 調整基準指数
※世田谷区は父母それぞれ最大50点、合計100点が満点
世田谷区の指数分布(令和7年4月入園)
- • 入園児童の40.7%が105点で入園(ボーダーライン)
- • 100点以上で入園した児童が約90%
- • 107点以上で入園した児童が36.9%
以下、世田谷区「保育の利用基準」をもとに、それぞれの指数について詳しく解説します。
利用基準指数とは?(保護者1人につき最大50点)
利用基準指数は、保護者が「保育にあたれない理由」に応じて決まる点数です。 世田谷区では保護者1人につき最大50点が加算されます。
Nurseeメモ
両親ともにフルタイム勤務(週5日・週40時間以上)の場合、 利用基準指数は 50点 + 50点 = 100点 となります。 ここに調整基準指数が加わります。
就労による利用基準指数(月48時間以上勤務の場合)
最も多いケースが「就労」です。勤務日数と勤務時間によって点数が変わります。
就労による利用基準指数
| 勤務日数 | 勤務時間 | 指数 |
|---|---|---|
| 週5日以上 | 週40時間以上 | 50 |
| 週37時間以上40時間未満 | 45 | |
| 週4日以上 | 週35時間以上 | 40 |
| 週30時間以上35時間未満 | 35 | |
| 週3日以上 | 週25時間以上 | 30 |
| 週20時間以上25時間未満 | 25 | |
| 週16時間以上20時間未満 | 20 | |
| 月48時間以上(上記以外) | 15 | |
就労以外の利用基準指数
| 理由 | 詳細 | 指数 |
|---|---|---|
| 出産 | 産前産後の期間 | 50 |
| 疾病・障害 | 入院または自宅療養(常時臥床) | 50 |
| 一般療養 | 15〜45 | |
| 介護 | 親族の介護(週20時間以上等) | 25〜50 |
| 就学 | 大学・専門学校等への通学 | 15〜50 |
| 求職活動 | 求職活動中 | 15 |
| ひとり親 | 不存在の保護者 | 50 |
調整基準指数とは?(加点・減点)
調整基準指数は、家庭の状況に応じて利用基準指数に加算または減算される点数です。 世田谷区では21項目の調整基準が定められています。
主な加点項目
世帯・家庭状況による加点
| 条件 | 加点 |
|---|---|
| ひとり親世帯 | +20 |
| 認可外保育施設の利用(月96時間以上) ※認証保育所、ベビーシッター等 | +6 |
| 認可外保育施設の利用(月48〜96時間) | +5 |
| 兄弟姉妹が在園中(多胎児) | +6 |
| 兄弟姉妹が在園中(上記以外) | +5 |
| 産休明け・育休明け | +5 |
| 単身赴任 | +3 |
| 生活保護受給世帯 | +3 |
| 保護者が区内保育施設で保育士等として就労 | +2 |
よくある世帯の指数例
減点項目
| 条件 | 減点 |
|---|---|
| 65歳未満の祖父母と同居(保育可能な場合) | -5 |
| 保育料を滞納している場合 | -10 |
祖父母同居の注意点
65歳未満の祖父母と同居していて、祖父母が保育可能な状態(就労・疾病等がない)の場合、-5点の減点があります。 ただし、祖父母が就労中・療養中等の場合は減点されません。
同一指数の場合の優先順位
世田谷区では指数が同じ場合、以下の6段階の優先順位で選考されます。
- 1世田谷区民である
区外からの転入予定者より、現住民が優先
- 2新規入園(転園希望者より優先)
すでに認可園に通っている転園希望者より新規入園者が優先
- 3利用基準指数の合計が高い
調整基準指数ではなく、利用基準指数の合計で比較
- 4世田谷区在住期間が長い
区内在住期間で比較
- 5申込児童の兄弟姉妹が在園している
同じ園に兄弟姉妹が在園中の場合に優先
- 6抽選
上記すべてが同じ場合は抽選
105点同士の競争
105点で入園した児童が40.7%を占めるため、105点同士の競争では優先順位が重要になります。 特に「利用基準指数の合計」と「区在住期間」で差がつくケースが多いです。
105点から加点するための戦略
フルタイム共働き+育休明けで105点の場合、人気園では入園が難しいケースがあります。106点以上を目指すための加点戦略を解説します。
1認可外保育施設の利用(+5〜6点)
入園前に認証保育所やベビーシッターを月48時間以上利用していると加点されます。
- • 月96時間以上:+6点
- • 月48〜96時間:+5点
2兄弟姉妹の在園(+5〜6点)
すでに上の子が認可保育園に在園している場合に加点されます。
- • 多胎児(双子等):+6点
- • 上記以外:+5点
3地域選び(烏山地域は比較的入りやすい)
同じ105点でも、地域によって入りやすさが異なります。 烏山地域は申込者数が少なく、相対的に入りやすい傾向があります。 詳しくは世田谷区の指数分布データ分析をご覧ください。
Nurseeメモ
認可外保育施設の利用は「育休を早めに切り上げて預ける」という意味でもあります。 加点と育休延長のメリット・デメリットを比較して検討しましょう。
まとめ
- 世田谷区は父母各50点満点、合計100点が利用基準指数の満点
- フルタイム共働き+育休明けで105点(ボーダーライン)
- 認可外保育施設利用(+6点)や兄弟在園(+5点)で106点以上を目指す
- 同一指数の場合は6段階の優先順位で選考
- 65歳未満の祖父母同居は-5点の減点に注意
まずはご自身の指数を計算してみましょう。 Nurseeでは、簡単な質問に答えるだけで点数を計算できるシミュレーションを提供しています。