基礎知識

認可・認可外・認証保育園どれに申し込むべき?

「認可」「認可外」「認証」...保育園にはいろいろな種類があります。
この記事では、それぞれの違いをわかりやすく解説します。

2025年1月更新
読了時間:約6分
保育園の種類

この記事でわかること

  • 認可・認可外・認証保育園の違い
  • それぞれのメリット・デメリット
  • 保育料と無償化の違い
  • どれを選ぶべきかの判断基準

「認可保育園」「認可外保育園」「認証保育園」...
保活を始めると、いろいろな名前の保育園が出てきて混乱しますよね。

この記事では、保育園の種類の違いをできるだけシンプルに解説します。
まずは「認可」と「認可外」の違いを押さえておきましょう。

認可保育園とは?

認可保育園とは、国が定めた基準(児童福祉法)を満たし、都道府県知事から認可を受けた保育施設です。

施設の広さ、保育士の人数、設備など、細かい基準をクリアする必要があります。 国や自治体から運営費の補助があるため、保育料が比較的安いのが特徴です。

認可保育園の特徴

申し込みは自治体の窓口へ

市区町村の保育課などに申請書を提出します。希望者が多い場合は「点数」による選考があります。

保育料は世帯収入で決まる

収入に応じて保育料が変わります。同じ自治体内なら、どの園でも同じ金額です。

保育士は全員有資格者

保育に携わるスタッフは全員が保育士資格を持っています。

認可外保育園とは?

認可外保育園(無認可保育園)とは、国の認可基準を満たしていない、または認可を受けていない保育施設です。

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Nurseeメモ

「認可外」「無認可」という言葉は、少しネガティブな印象を受けるかもしれません。 ただ、認可外保育園も都道府県への届出が必要で、定期的な立入調査を受けています。 「認可基準を満たしていない=質が低い」というわけではありません。

認可外保育園の特徴

園に直接申し込み

自治体を通さず、保護者が園に直接申し込み・契約します。点数による選考はありません。

保育料は園が設定

園ごとに料金が異なります。認可保育園より高い場合が多いですが、園によって様々です。

柔軟な保育サービス

延長保育や夜間保育など、多様なニーズに対応している園も多いです。

認証保育園とは?(東京都独自の制度)

認証保育園とは、東京都が独自に設けた基準を満たした保育施設です。 「認可外保育園」の一種ですが、都から認証を受け、補助金も出ています。

2001年に東京都が創設した制度で、大都市の保育ニーズに対応するために作られました。 国の認可基準よりも面積要件を緩和する一方、13時間以上の開所や0歳児保育を義務付けるなど、 都市部で働く親のニーズに合った基準になっています。

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Nurseeメモ

認証保育園には「A型」と「B型」の2種類があります。A型は駅前など利便性の高い場所に設置された0〜5歳対象の施設、 B型は定員30人未満で0〜2歳を対象とした小規模な施設です。

認証保育園の特徴

園に直接申し込み

認可外保育園と同様、保護者が園に直接申し込み・契約します。点数による選考はありません。

保育料の上限あり

東京都が保育料の上限を設定(3歳未満:月8万円、3歳以上:月7.7万円)。 さらに区市町村の補助で実質負担が軽減されることも。

13時間以上の開所

すべての認証保育園は13時間以上開所することが義務付けられています。延長保育に対応しやすい環境です。

駅近に多い

A型は駅から徒歩5分圏内に設置することが推奨されており、通勤途中での送迎に便利な立地が多いです。

3つの違い(比較表)

項目認可保育園認証保育園認可外保育園
対象地域全国東京都のみ全国
申し込み先自治体の窓口園に直接園に直接
選考方法点数による選考先着順・面談など先着順・面談など
保育料世帯収入で決定園が設定
(上限あり)
園が自由に設定
保育料の目安月2〜5万円程度月4〜8万円程度月5〜10万円程度
保育士配置全員が有資格者6割以上が有資格者1/3以上が有資格者
開所時間園による
(11時間が基本)
13時間以上
(必須)
園による
3〜5歳の無償化対象月3.7万円まで※月3.7万円まで※

※認証・認可外保育園の無償化は、自治体から「保育の必要性」の認定を受けている場合に限ります。 また、区市町村独自の補助により実質負担が軽減されることがあります。

それぞれのメリット・デメリット

認可保育園

メリット

  • +保育料が比較的安い
  • +国の基準をクリアした施設
  • +全員が保育士資格を持っている
  • +3〜5歳は無償化の対象

デメリット

  • 希望者が多く入りにくいことも
  • 点数による選考がある
  • 延長保育の時間が限られる場合も

認証保育園(東京都)

メリット

  • +点数に関係なく申し込める
  • +駅近で送迎しやすい立地が多い
  • +13時間以上開所で延長に強い
  • +都の補助で保育料に上限あり
  • +区の補助でさらに負担軽減も

デメリット

  • 東京都内でしか選べない
  • 認可より保育料が高め
  • 無償化は月3.7万円まで
  • 人気園は空きが少ないことも

認可外保育園

メリット

  • +点数に関係なく申し込める
  • +園に直接申し込みできる
  • +柔軟な保育時間に対応
  • +独自の教育方針を持つ園も

デメリット

  • 保育料が高い場合が多い
  • 無償化は月3.7万円まで
  • 施設によって質にばらつきがある

その他の保育施設

認可と認可外の他にも、様々な種類の保育施設があります。

小規模保育園

定員6〜19人の小さな保育施設。0〜2歳児が対象です。 認可保育園の一種で、申し込みは自治体を通じて行います。アットホームな環境が特徴です。

企業主導型保育園

企業が従業員のために設置する保育施設。地域の子どもも受け入れている園もあります。 認可外保育園の一種ですが、国から運営費の助成を受けています。

家庭的保育(保育ママ)

保育者の自宅などで少人数(定員5人以下)の子どもを保育します。 認可保育園の一種で、0〜2歳児が対象です。

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Nurseeメモ

選択肢を広げるなら、認可保育園だけでなく、これらの施設も検討してみてください。 特に0〜2歳児は、小規模保育園や保育ママも視野に入れると、入園のチャンスが広がります。

結局、どれに申し込むべき?

一概に「これがいい」とは言えません。
ご家庭の状況や優先順位によって、最適な選択は変わります。

認可保育園がおすすめなケース

  • 保育料を抑えたい
  • 点数に自信がある(フルタイム共働きなど)
  • 国の基準をクリアした施設に預けたい

認証保育園がおすすめなケース(東京都)

  • 駅近で送迎しやすい場所を優先したい
  • 延長保育をよく使う予定がある
  • 認可の点数が足りないかも、でも保育料の上限は欲しい
  • 区の補助制度を活用して負担を抑えたい

認可外保育園がおすすめなケース

  • 認可保育園の点数が足りないかもしれない
  • 夜間保育や24時間保育が必要
  • 認可保育園の結果が出る前に確保しておきたい
  • 独自の教育方針(インターナショナルなど)に魅力を感じる

ポイント

認可・認証・認可外、複数に申し込むことも可能です。 認可外や認証を「滑り止め」として確保しておき、認可保育園の結果を待つという方法もあります。

まとめ

  • 認可保育園は国の基準をクリア。保育料は収入で決まり最も安い
  • 認証保育園は東京都独自。駅近で延長に強く、保育料に上限あり
  • 認可外保育園は園に直接申し込み。柔軟な保育に対応
  • 複数に申し込むことで選択肢を広げられる

まずは自分の家庭の点数がどのくらいになるのか、確認してみることをおすすめします。
点数によって、認可保育園に入れる可能性が見えてきます。

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まずは点数をチェックしてみましょう

入力は1分ほど。結果を見て、次のアクションを考えましょう。

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